春蘭を育てるポイント

春蘭を育てるポイント

日本春蘭には花物と柄物があり花に香りはありませんが、豊富な色彩が魅力です。

置き場所

日光が充分にあたる風通しのよい場所が理想的です。鉢を置く棚は地上50〜80センチくらいの高さが管理しやすいでしょう。棚の上には強い直射日光 をさえぎるヨシズや、雨よけのビニールを掛けられるようにしておきます。3月下旬から10月いっぱいは外で育て、冬は蘭舎や、室内に取り込みます。過湿の 必要はなく、日の当たる縁側や窓辺で越冬させることができます。日照は年間を通して朝10時までの直射日光に当てそれ以後はヨシズや、カンレイシャ等で 50%程度に調整します。風通しよくすることが病害虫を押さえるコツなので葉がかすかにそよぐ状態がベストです。蘭舎での夏の栽培は通風に充分な配慮が必 要です。

灌水

水やり回数は鉢の質、大きさ、培養土、置き場所により一律ではありません。表土が乾いたら鉢底から流れるくらいたっぷり灌水します。一応の目安とし て冬は一週間から10日に1回、春、秋は3〜4日に1回、夏は2〜3日に1回です。6月から9月までは成長期です。夜の9時以降にたくさん与えて下さい。 ただし、梅雨どきは、かなり乾き気味になるまで水を与えません。東洋蘭は過湿を嫌いますので水をためすぎて根を痛めないようにします。

肥料

東洋蘭は肥料のやりすぎで株を痛める事が多いものです。無肥料が無難ですが4月と9月に油カスの固形肥料を2〜3個鉢の囲りに置くだけで充分です。

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